
「リニューアルしたのに、問い合わせが増えない」
「前より見栄えはいい。でも数字が動かない」
そんな声を、悩める中間管理職の方や経営者の方からよく聞きます。
結論から言うと、サイトリニューアルは“公開した瞬間”に成果が出る施策ではありません。きちんと設計して改善を回し始めてから、効果が見え始めるまでに半年は見ておくのが現実的です。これは「遅い」のではなく、「普通」です。
なぜ、半年かかるのか?
理由は大きく3つあります。
1つ目は、検索(SEO)の反映に時間がかかること。
新しいページ構成や文章、内部リンクの変化は、検索エンジンに再評価されます。クロール→インデックス→評価のプロセスにはタイムラグがあり、順位の上昇や流入増はじわじわ起きます。
2つ目は、ユーザーの行動データがたまらないと改善の精度が上がらないこと。
リニューアル後に「どのページで離脱しているか」「どの導線が機能しているか」は、データが一定量たまって初めて判断できます。少ないサンプルでの結論は、だいたい外れます。
3つ目は、“作って終わり”では勝てないこと。
成果が出るサイトは、公開後に「仮説→修正→検証」を回しています。文章、導線、CTA、フォーム、事例の見せ方。細部の改善が積み重なって、ようやく問い合わせや受注に繋がります。
半年の現実的な進み方(目安)
- 1ヶ月目:計測の整備と現状把握(GA4/Search Console/フォーム計測、導線確認)
- 2〜3ヶ月目:改善の当たりを付ける(ページごとの役割調整、流入の質改善、CV導線の修正)
- 4〜6ヶ月目:伸びる型を固める(勝ちパターンを強化、コンテンツ追加、営業導線と連携)
この“型”ができると、半年以降は伸びが加速しやすくなります。逆に、ここを飛ばして「デザインだけ刷新」すると、ずっと停滞します。
そして、もっと大事なのが「リニューアル前の調査」
ここを軽視すると、半年どころか一年かけても成果が出ないことがあります。
なぜなら、サイト改善は「正しい問題設定」がすべてだからです。
たとえば、
- そもそも狙うべきキーワードがズレている
- 強みの言語化が弱く、選ばれる理由が伝わっていない
- 問い合わせが来ない原因が、集客ではなくフォームや導線にある
- 既存顧客が欲しい情報(事例・料金・比較)が不足している
こういう“真因”は、作り始めてから気づくと手戻りが大きい。だから、リニューアル前に徹底して棚卸しする必要があります。
ひとつウェブが得意なのは「作る前に、勝てる設計図を作ること」
ひとつウェブは、リニューアル前の調査・整理・設計が得意です。
見た目の話より先に、「誰に」「何を約束して」「どう行動してもらうか」を、データとヒアリングで組み立てます。だから、公開後の半年が“我慢の半年”ではなく、“伸ばす半年”になります。
もし今、社内で「結果を求められている」「何から手を付ければいいか分からない」と感じているなら、まずはリニューアル前の調査から一緒にやりましょう。
遠回りに見えて、一番早いルートです。
相談、お待ちしています。