ホームページは「建物」汚い場所に人は近づかない

ホームページは建物と同じ。
つくって終わりではなく、毎日の暮らしの中で少しずつ手入れを重ねていくもの。
気づけば使っていない部屋が物置になっていたり、玄関に不要な荷物が積み上がって靴も揃っていないといった状態では、せっかくの来訪者も奥まで進まずに帰ってしまいます。

Webでも同じことが起きます。
トップページ(=玄関)の第一印象が雑然としていたり、ナビゲーション(=案内板)が分かりにくかったり、古いお知らせやリンク切れ(=埃や汚れ)が放置されていると、「活用できていない」のではなく「活用されにくい」状態になっているだけかもしれません。

悩む前に、まずは基本の“掃除と整頓”を。チェックポイントはシンプルです。

  • 会社情報・サービス内容・料金の最新化。古い情報は即撤去。
  • トップの見出しとメニュー名を“靴を揃える”感覚で統一(言い回しのぶれをなくす)。
  • 目的までの動線を最短に。問い合わせ・資料請求などのCTAは折りたたまず、常に視界へ。
  • 使っていないページや重複カテゴリは思い切って閉鎖・統合し、サイトマップを軽くする。
  • 画像の容量を最適化し、読み込み速度を改善(体感は内装の清潔感に直結)。
  • スマホでの可読性・タップしやすさを最優先(今の来訪者の主役はスマホ)。
  • フォームの項目を減らし、テスト送信で不具合をゼロに。
  • SSLやプラグイン更新など、見えない“配管・電気”も定期点検。

これだけで空気が変わります。
見た目が整い、動線が明快になれば、滞在時間や回遊、そしてコンバージョンは自然と伸びていきます。
大切なのは“増やす前に減らす”“飾る前に片づける”。
新しい施策を足すのは、その後でも遅くありません。

「ホームページをうまく活用できていない」と感じたら、まずは玄関の靴を揃えるところから。
ひとつウェブでは、情報の棚卸しから導線設計、表示速度やフォーム改善まで、日常の“掃除と整頓”を含めた実務支援を行っています。
時間がない方は、お気軽にDMでご相談ください。
潔く軽いサイトは、それだけで成果に直結します。